販売店(ディーラー)のカーローンについて
■販売店(ディーラー)のカーローンについて
車を購入する時には販売店で
カーローンを組む機会が多いと思いますが
そういったカーローンの多くは『信販系』のカーローンになると思います。
ディーラーとの契約なら自動車購入時にすぐ契約をすることができるので、
金利が銀行やJAより少しだけ高いくらいだったら、
いちいち銀行やJAで厳しい審査の手続きをしたり
長い間待たされるよりはそちらほうが便利のように思えますね。
ですが、この金利は自動車販売店にもよりますが、
各ディーラーで2%~18%くらいの幅があります。
なぜディーラーによってこんなにも
金利の差が出てしまうのでしょうか??
実は、販売店(ディーラー)側が信販会社やクレジット会社と
契約をしているので、実質的には信販会社とのクレジット契約になっているわけです。
このため、販売店(ディーラー)は金利を2%~18%くらいの間で
独自に金利を設定することによって、その差額をバックマージンとして
利益にしているから金利に大きく幅が出てくるんです!
なら金利を安い所を探して購入すればいいとお考えになるかもしれませんが
金利が安いディーラーにもワケがあるんです。
一見、金利が安く見えるのでとてもお得だと感じるかもしれませんが、
実はその分を購入した車両価格に上乗せしている場合もあるので
実質私たちが支払うお金はそんなに変わらないということもあるんですね。
ですのでカーローンを組む時は、金利や価格だけでなく、
頭金や返済回数など各販売店によってさまざまなので、
各ディーラーをよく見比べをして、
カーローンを払い終えるまでにトータルでいくらかかるのかを
考えてから組むことにしましょう!!
また、信販系のカーローンはローンを完済するまで車の所有権は
信販会社が持っています。
つまり、ローン完済までは車を自由に処分することはできません!
もし何らかの事情で車を処分する際には、残りのローンを完済しなければ
いけないのでコチラも覚えておいてくださいね!
銀行系のカーローンについて
銀行系のカーローンは比較的信販系のカーローンより低金利なのが魅力です!
金利が低いので総支払額が安く済みますし、何より車の名義が自分自身になるので、
なにかあった場合でも自由に車を処分することができるというメリットがあります!
信販系のカーローンでは名義は信販会社にあるのでこうはいきません。
ですが銀行系のカーローンのデメリットは
審査が厳しくなかなか通らないし、時間がかかることですね!
銀行は、カーローンを組んだ後に本当に支払いができるのか信用情報なども見ますので、
収入や勤続年収なども詳しく聞かれます。
また、見積書や契約書提出する書類も多く、何度も銀行へ出向く手間もかかります。
また、最近は銀行だけでなくJAなどでも低金利でカーローンを組むことができますが、
借入額や審査条件なども大体同じような条件だと思います。
ですが、どうしても金利の安い銀行やJAなどに通したいからといって、
一度に複数の銀行にカーローンの申込をするのは避けて下さい!
なぜなら銀行は銀行独自の審査だけでなく、銀行側が指定する「保証会社」の審査も受ける必要があります。
ですので、複数の銀行に申し込みをしても保証会社が、
その事実を知っていますので逆に審査に通りにくくなるということも考えられます。
ですので、複数の申し込みは避けたほうが無難です。
もし、自動車販売店で車を購入後に銀行へカーローンを出す場合は、
>>フリーローンを使用する方法などを検討してみてはいかがでしょうか?