「固定金利型」と「変動金利型」はどっちがお得??
カーローンの金利について
カーローンを選ぶときに金利は非常に大事な要素の1つです。
金利を選ぶ際は高い・低いだけで判断せず金利のタイプを
よく知ることも大切です。
金利には「固定金利型」と「変動金利型」の2種類があります。
まずは固定金利型についてですが、
固定金利型のカーローンは借入時に設定した金利を完済まで
変えずに支払うローンです。
金利が固定されているので、総支払額がどのくらいになるか
把握しやすいので支払いプランと立てやすくなるというメリットがあります。
また、将来金利が上がっても返済額は増えないというメリットがありますが
デメリットとして、借り入れ後に金利が下がった場合には
設定した金利は高いまま変わらないので、結果的に損をしてしまいます。
一方、変動金利型は定期的に金利が変動します。
メリットとして、将来、金利が下がればそれに伴って返済額も減少しますが
逆に金利が上がってしまった場合は返済額が増加してしまいます!
また、返済完了するまでは総支払額がいくらになるのか予想しづらい
のも難点ですね。
このような仕組みのため、変動金利型は、今後金利が上がると予測されている場合
固定金利型より低く設定され、逆に金利が下がると予想されるときは
固定金利型より高く設定されることが多いです。
このようなことを踏まえると、市場の金利が上昇しそうな局面では
固定金利型を選択し、市場の金利が下がりそうな局面では
変動金利型を選択するのが望ましいといえます。
ですが、この手の景気判断は一般人にはなかなか予想しづらいものです。
どちらかを選ぶ場合には金融機関の職員や、できれば専門家などに
相談するといいかもしれませんね。
ちなみに、一般的に借入額が多い場合や、長期借入をする場合は
リスクヘッジの意味でも固定金利のほうが安全と言われているそうです。
カーローンで必要な頭金はいくらか?
頭金をいうのは自動車購入者が
カーローンの借り入れをする際に支払う代金の一部のことです。
頭金を支払って、残りの総残高を
カーローンとして月々分割して支払う仕組みですね。
この頭金は必ずしも支払う必要があるわけではないのですが、
可能な限り支払うことをお勧めします!!
まず、頭金を用意できるということは、その分返済額が減ることを意味します。
その結果、月々の返済額も少なくなりますし、
返済期間も短くなるのでカーローンの審査に通りやすくなるというメリットがあります!
もちろん返済期間が短いということは、金利を含めても支払い総額が減るということにもなるので、
できるだけ頭金は支払うようにしましょう!!
では、頭金を可能な限り払えばいいかといえばそうとも言えません。
なぜなら車は購入後にかなり維持費のかかるものだからなんです。
ガソリン代や保険代、車検代に重量税…など、車の維持費も馬鹿になりません。
頭金を支払いすぎて、これらに充てる費用がない!
なんてことにならないように、頭金は購入費の20~25%程度に収めていたほうが無難でしょう。
また、上で挙げた税金や保険代は初めに頭金として支払っていたほうがお得です!
これらをローンにしてしまうと、その分金利などがかかってしまい、
結果的に支払う金額が増えてしまうからです!
カーローンの限度額はいくらまで?
カーローンを扱っている信販会社や銀行などの金融機関では
いくらまで借りられるのかという基準があります。これを融資限度額といいます。
この限度額は金融機関が最高で貸し出せる額なので、
誰でも制限いっぱいまで借入できるわけではありません。
ですので、実際に借入できる金額は
各金融機関の基準によってまちまちになることが多いです。
この限度額は、カーローンを組む人が
「いくらまでならきちんと返済ができるだろうか」という基準で判断されます。
だから、年収の高い人だと「多く貸しても返してもらえるだろう」という判断になるで
多額のカーローンを組むことができるのですね。
一般的にいくら借り入れできるかは、
各金融機関で年収や借入金、支払い回数などを基準に判断します!
また、このようなカーローンの審査の際には、
信用情報機関から借入希望者の過去の支払いデータなどを確認する
ケースが多いので、他に多額のローンを組んでいる場合などは
審査に不利になることを覚えておいて損はないでしょう!